世間のチャリダーのみなさまいかがお過ごしでしょうか。
「お手頃に買えるロードバイク買う」
そんな人が多いとは思いますが、私みたいにロードには目もくれずにクロスに乗り続けてる人もいたりします(もちろん気にはなってるけどねw)
今日はそんな「クロスバイク乗り」な方で悩んでる人も多いんじゃないかっていう「手のひら痛」についてのお話です。
数キロ走るとすぐに痛くなる手のひら
ママチャリの場合はほとんどの体重はサドルに乗っていてハンドルは舵を切ってるだけなノリですが、それに比べると多少なりとも前傾姿勢が強めのクロスバイク。
なのである程度「手にかかる重さ」の比重も多めなので、ハンドルを握っている手のひらにかかる荷重もかなりのもの。
通勤通学などで2~3Kmの距離であればさほど気にはならないのですが、私のような「ロードを買わずにクロスに乗り続けてる人」の場合は数十キロ、下手したら100kmくらい走るので、すぐに手のひらが痛くなってしまいます。
特に掌底の下のほうがすごく痛くなってしまうんですよねぇ(涙
フラットバーハンドルを握れば即手のひら痛に悩まされていたのでした。
ある日素手で乗ってみた
「自転車乗りたるもの万が一落車した時の事を考えて、身を守るためにサイクルグローブは必須」ということで、クロスバイクと言えども常にサイクルグローブを装着して運転していたわたくし。
こういうタイプのジェル入りってやつです。
クッション性抜群で衝撃吸収してくれるジェルが入っているタイプ。
でもですねぇ・・・どうやらこの「ジェル」のせいで手のひらが痛くなってる気がするんですよ
ってことでそれを検証するための15kmほど素手で走ってみたわけです
(もちろん落車しないように最大の注意を払いながら)
結果・・・・。
全然痛くねぇ(爆)
ジェルの配置はあくまでも「ロードバイク用」
結局なぜジェル入りグローブだと手のひらが痛くなってしまったのかと言うと。
このジェルの配置ってロードバイクのハンドルを縦に握る時に最適な配置なんですね。
こういう握り方をした際に、ちょうどジェルの隙間にハンドルが収まるような感じになってるわけですよ。 画像はバイシクル特集:シーンに合わせて選ぶ! ドロップハンドルの握り方【ロードバイクの乗り方】|BiCYCLE CLUBさんから引用
イメージとしてはこのあたりにハンドルブラケットがはまる感じ。
ところがフラットバーハンドルの場合、上記のような位置にハンドルをはめようとしたら手 ひらを正面に向けるために手首を急角度に折らないといけない状態になってしまいます。
実際のクロスバイクの場合は、どちらかと言えば手の甲が斜め上方をむくような握り方になります。
そうなると「おさまりの悪いところにハンドルバーがおさまってしまう」事態に!!
結局のところ、クッション素材であるはずのジェルがただの出っ張りの役目しかしてくれずに、逆に手のひらを圧迫する事態になってしまっていたわけですねぇ(涙
まとめ
まぁそこらへんはブルホーンである程度ごまかせると言えばごまかせるんですけれども。
実際 バーエンドやwww.toma-g.net
あくまでも「フラットバーハンドルは避けて通れないわけでして。
ただ・・私の様に何も考えずに「ジェル入りならどんなチャリでも万能や~ん」なんて感じで使っちゃうと「謎の手のひら痛」に悩まされちゃったりしますので・・・・。
とはいえ安全を考えたらグローブ未使用ってのも問題ありありですし。
パールイズミのグローブはパッド部分が「形状記憶パッド」だったり「低反発素材」みたいな感じで、ただの出っ張りより全然マシだったりするので。
ロードバイク以上にサイクルグローブには気を使え!!というのが、私がたどり着いた結論です。
まぁ・・・使ってたグローブが最初は300円のだったし、今使ってるのも1200円のものだったんで・・・クッション性はお察しですよね(笑)
ということでクロスバイクで手のひらが痛くなるというそこのあなた!!
ハンドルの高さや乗り方・・・そこらへんを疑うより前に「サイクルグローブ」見直すだけでその痛みから解放されるかもしれませんよ~♪
良い装備で楽しい自転車ライフを(^^)v